無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2007年09月14日

おまけ商法?

P1010167.JPG今週は出稼ぎ(現場のお手伝い)や市場での仕入れなどで、ほとんど工房を不在にしてしまった。
現場仕事が3日間続いたあと、深夜ほとんど寝ずに市場へ行ったので、相当へたばりました。
しかもちらっと顔を見せた秋は、どこかへ行ってしまったらしく、夏本番さながら炎天下の中でのセリ。
相変わらず製材したばかりの板は水分たっぷりで、腰が砕けそうになるほど重い・・・

予算もないのに、やっぱり気に入った木を見ると欲しくなる。
形や色あいを見ながら

「あぁ、これやったら二枚接ぎでいいテーブルが作れそうやな」

「おおっ、この薄いクリの板は、側板や裏板に使えそうだ」

「この端っこのところでスツールとかいいかも」

いろいろ想像がふくらむ。
仕事とはいえ、とっても楽しいひと時。

しかしセリが終わって、競り落した材を積むときが大変だ。

一人では持てないものも多く、そんな時はその辺にいる同業者に声をかけて手伝ってもらう。
(この辺はお互い様)

トラックがあればフォークリフトで積んでもらえるのだけど、愛車はハイエース。
手で積むしかないのです。

写真のケヤキも今回の仕入れの一枚。
長さ3200mm、幅320~400mm、厚さ90mmのつわもの。

価格が折り合わなくて、セリで落ちなかったのだが、出品者の材木屋の親父に

「○○円にしておくから持っていってくれないか」と声をかけられて

「えぇ~、これ?ん~、どうしようかなぁ・・・」と私。

「ベンチなんかにいいと思うよ」と親父

「ん~、△△円にしてくれたら買うかなぁ?」とちょっと強気な私。

「じゃ、これもつけて□□円でいいやろ」とおまけ攻撃を仕掛ける親父。

「そうきたか・・・わかった。買うわ」

あっさり陥落してしまったよ。

おまけ商法に弱いMASAKI工房でした。

投稿者 masaki : 2007年09月14日 16:30