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そんなわけで、今週は何をおいても店舗家具に追われています。
無垢にこだわった家具工房と言いますが、実際はこういう仕事もします。
この機会にフラッシュ家具と言うものについて、少しご紹介しましょう。
フラッシュ家具とは、簡単に言えば芯材と呼ばれるもので枠組みを作り、その両面に面材と呼ばれる板を貼って所定の厚さの板を作ったものです。
その板をビスやダボで組み立てていけば出来上がりです。
まず、完成図から各部材の寸法を拾い出します。
この辺は無垢の家具と同じです。
違いは芯材の組み方を考えなくてはいけないことです。
無垢の家具はどこを切っても木ですが、フラッシュの場合、たとえば棚板を取り付けようと思えば、その場所に芯材がいてくれなくてはいけません。
芯材をはずしてしまうと、まったくの空洞でビスやダボが効かないことになってしまいます。
図面から拾い出した通りに枠を組んで行きます。
個人的には無垢の家具派ですが、予算や納期、用途によっては、狂わない、動かない、軽い、しかも無垢材に比べると安くできる、そんなフラッシュ家具も悪くはありません。
続きは次回に・・・
投稿者 masaki : 2007年08月22日 20:38