バイト君が
「ここんとこ『工房日記』全然更新してないじゃないですか」
そうなのよ。前回が6月26日でしょ、そしたら2週間近く空いてしまったってことか?
で、こうなるとこの工房日記の熱心な?読者は
「ははぁ、また『仕事に追い込まれています・・・』とかなんとか言い訳を書くつもりなんだろ」
と来るでしょ。ざ~ん~ね~んでした。
正解は、特に理由はございません。ちょっとノリが悪かった、とでもしておきましょうか。
(読者:なんじゃ、それ!オチもなんもないやんか!)
(M工房:そんなもん、いつも常に絶好調って訳じゃないわい!スミマセン・・・)
そんな風に始まった今週の工房日記(ってもう週末やん)
飛ばして行くよ!
市場で知り合いになった富山の建具屋のおっさん。
いつもとぼけた事ばかり言っているけど、実はなかなかの職人。
そのおっさんから突然電話が・・・
「おうっ、久しぶり!どうや儲かっとるか?仕事ばっかりしてあんまり儲けすぎんなよぉ!」
「いや、いや、全然儲かってなんかないっすよ。今日はどうしたんですか」
「おう、あんた焚きもん(薪ストーブ用の薪)いらんかとおもて(思って)」
「焚きもんて、どんなん?」
「いや、この前市場でケヤキ一山買うてんけど、わしのいるとこ取った残りねんて。いや残り言うてもけっこう使えるぞ。まぁ、あんた使えなんだら焚きもんにしたらええとおもてな。誰かお客さんで薪ストーブもっとる人おるやろ」
「まぁ、そりゃ現物見ないとなんとも言えんですけどねぇ。ほんでそれくれるんですか」
「いや、ただちゅう訳にはいかんやろ。まぁ運賃くらいくれや。どや、あんた今から行ったらおるか?」
「い、今から?いや、今はだめです。明日なら・・・」
「ほんなら明日行くさけ、たのんぞ(頼むぞ)」
で、おっさんが軽トラック一杯に積んで来たのが写真のケヤキ。
確かに使えそうな物も結構ある。これで運賃程度ならまぁまぁか・・・
「よっしゃ、どこに下ろしたらええ?」
「えーと・・・」
・・・場所がない。マジでない。
工房の材料置き場もほぼ満杯。
しかたなく工房前の軒下に積み上げる。
当面、使う予定もないので欲しい人、誰か買ってもらえませんか?
薪ストーブの薪にもいいですよ。まだほぼ乾燥ですが、一夏過ごせば今年の冬には全然大丈夫です。厚さは45mmなので丸鋸一丁あれば簡単に細かく切れます。
小物の制作にも使えます。こう見えても欅はケヤキです。
お値段は9,000円って「半端材コーナー」にも書いてあるのですが、このブログを見た、って言ってくれれば8,000円でいいです。
ご連絡お待ちしております(^^)
投稿者 masaki : 2007年07月06日 17:02