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天板の接ぎ合わせが出来たら時間を置かずに反り止めの蟻桟を入れます。
天板裏側に蟻溝を掘って、その溝にあらかじめ加工しておいた蟻桟を差込みます。毎回の事ですがこの蟻桟のキツさ加減がなかなか微妙なのです。甘いと反り止めの意味がなくなりますし、きつ過ぎても途中で入らなくなり無理やり入れようとすると、言葉通り「抜き差しならなく」なります。
(木工初心者の頃、何度か「抜き差しならなく」なり泣かされました。もちろん今はそんなことはありません)
80cm程度の桟でしたら元と末の方でやく2.5mm~3mm程度のテーパーをつけます。
ですから差し込むほどにキツく締まって行くのです。
投稿者 masaki : 2007年04月16日 21:53