無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2007年03月26日

MASAKI工房は大丈夫です

200703262319000.jpg昨日の地震にはびっくりしたよ。
ちょうど工房の中でバイト君と立ち話をしている最中に来たもんだから
「おっ、地震や。ちょっとでかいな。まだ揺れとるぞ!」
「・・・」
「今の震度4か5ぐらいありましたよね」
しかし、立てかけている材料も、積み上げている材料も、棚に並べてる電動工具も、オイルの缶も、あれもこれも・・・何一つ落ちたりせずに無事でした。

ちょうど嫁さんが県外の実家に帰っていて、自宅では中学生の子供が留守番をしていたもんだから、とりあえず電話した。

「おい、大丈夫やったか?」

「うん、おとうちゃんこそ大丈夫やった?」

そんな感じで、まぁよかったよかったと仕事を続けることにした。

しかしこの後、電話もメールも夕方までほとんど通じなくなるのです。
嫁さんの実家では、僕に連絡がつかないもんだから
(しかもテレビではご存じの通り被災地のど真ん中の映像が流れているので)
ずいぶん心配したらしい。
工房にテレビはないので、そんなひどい状況になっているなんて事はなんにも思わず、
ずいぶん時間が経ってから知ったのです。

(しかし確かに一歩間違えば、積み上げている材木の下敷きになっている可能性もなくは無かったな、と思うとちょっとビビりますね)

そんな昨日の今日。
「なるほど・・・ねぇ」と言うご注文を頂いた。

お客様は近くにお住まいの某医院の先生。

テーブルを作って欲しい、とのご相談でしたが

「わしの家、相当古いんや。昨日の地震、もうちょっと強いのが来たら確実につぶれる」

「そこでや。思いついたんやけど、地震が来たらさっともぐり込める丈夫なテーブルを作って欲しいんや」

「天井が落ちてきても大丈夫なもんがいいんや。生活の大半はテーブルの近くで過ごしていることが多いからな」

「なるほど・・・」

たしかに今回の地震でも、テーブルの下に入って助かった
という被災地の方のコメントが映像で流れていた。

しかし家がつぶれても耐えられるテーブル、て・・・
素材は?構造は?・・・どうする俺?

写真は先日新築のお宅に本体だけ先に納品した下足箱の引き戸。
本体は取付けなので、工事の途中に入れさせてもらいました。
建具があとになってしまったのですが、もうすぐ引き渡し、と言うことなのであわてて仕上げたところです。
(下足箱の詳細は近日中にアップしますね。素材はケヤキ。幅7尺の結構大きい下足箱です)

投稿者 masaki : 2007年03月26日 23:21

コメント

昨日はおじゃましました、
地震すごかったみたいですね?
私、嫁さんとちょうど金沢あたりの高速道路走ってました、地震まったく気づきませんでした、
掲示板に 地震インターで下りろ の案内でてましたがなにの事かよくわからず無視して富山の息子のとこまでいきました。
パトカーも走ってましたがなんの指示もなかったです。
携帯、docomoが特につながり悪かったようですョ

投稿者 LH : 2007年03月27日 16:56

LHさん

お返事遅くなりました。
しかし先日お会いした様子では
腰もすっかり良くなったようで何よりです。

地震のときは肝心の時につながらない携帯に、かなりイライラしてしまいました。
つい10年ほど前は携帯なんてなくても普通に生活していたんですけどね。
便利な物に慣れきっている自分を改めて感じましたよ。

投稿者 MASAKI工房 : 2007年04月05日 19:52