無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2007年01月26日

カウンターの反り止め加工

P1001049.JPG荒切りしたカウンター材を自動カンナで厚みを揃えます。
幅が45cmで機械にギリギリかかる大きさです。
0.3~0.5mm位、少しづつ削ります。
写真の向う側から通して、こちら側から出てきます。
出てきた板を抱えて、また向こう側から通します。
これを何回も繰り返します。この時期でも汗をかきます(^^;P1001050.JPGP1001051.JPG自動カンナで厚みを揃えたら、ペーパーで仕上げて、裏側に反り止めの蟻桟を入れます。
反り止め桟は、蟻溝と呼ばれる溝を切り、それに合うような蟻桟を通します。
手前と向うでは1mm程度の勾配を付けてあり、差し込むほどに締まっていくようにしてあります。
幅45cmとそう広くはないのですが、そこはやはり板目の一枚板。
反り止めを入れずに納める事はできません。

投稿者 masaki : 2007年01月26日 20:21