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無垢材で作る家具は基本的にホゾ加工で組み立てます。
ホゾとは部材と部材の接合面に、片一方はオス型、もう片方はメス型にして差し込むようにして組み立てるやり方です。
ホゾの形や大きさはその接合する場所や木目、太さや力の掛かり具合
そのようなことを考慮しながら決めていきます。
写真はホゾ穴を掘る角ノミ機という機械です。
これを使うと四角い穴が一発で掘れます。
長細い穴の場合は少しずつずらしながら掘ります。
大変便利な機械です。
オス型を作る機械もあります。
一応、手づくり家具工房と言ってはいますが、すべてのホゾ加工をノミで掘っていたのではとてもお客さまに出せる金額では出来ません。
もちろん手で加工しなくてはいけないところも沢山あります。
この食器棚は柱を使った框組みなので、柱に沢山のホゾ穴加工が必要です。
今日でほぼ柱の加工は完了です。
投稿者 masaki25 : 2006年09月21日 19:23