まぁ、そんな愚痴を言ってても仕事は待ってはくれない。

近くの某有名なお寺の住職から、庫裡の食器棚の見積を頼まれた。
住職はまめな人で、自分でちゃんとした図面まで引いてあった。

図面があればこっちは楽なんだけど、これが結構でかい。
それを総無垢でやろうってんだから大仕事だ。

扉や引き出しの数も多くて、見積を出したら金額もでかくなってしまった。

樹種をどうしようかと言う話になって、クリとケヤキのサンプルを出すことになった。
サンプルといってもただの板きれじゃ面白くないので、扉を一枚ずつ作った。

写真はケヤキ。クリアオイル仕上げ。
クリはいま漆を塗っている。

そんなこんなで、毎日怪我の痛みに耐えながら仕事してます。
はやく治らないかなぁ。

年をとったら怪我の治りが極端に遅くなったみたい。

おまけ・・・

工房の一部を解体したときにでた廃材でパレットもつくりました。