無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

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2006年05月15日

お旅祭りで大変な事が・・・

P1000396.JPG私の住んでいる地域にはこの時期、近くの神社で春の例大祭として「お旅祭り」というお祭りがひらかれる。この祭りは350年の歴史ある、氏子町内にとっては大切なお祭りだ。

今年は私の住んでいる町内が、12年に一度まわってくる大当番町なので、お祭りの様々な行事を仕切らなくてはいけない。その中でも最大の仕事が御神輿の渡行の世話だ。御神輿は祭り当日、丸一日かけて氏子町内をすべてまわるのだ。その為に担ぎ手を集める事から、順路の確認、休憩所の準備、各町内への案内、神社との折衝など・・・このために1年以上前から町内では何度も会合を開き、当日は老若男女、町内あげてお世話に当たる。

そんななか、自分は御神輿を担ぎながら御駐輦所(ごちゅうれんじょ)と呼ばれる商店や家庭から奉献されるお酒を、御神輿にあげる役目を任された。出されたお酒は一回づつ御神輿に乗せ宮司に祝詞をあげてもらう。短い祝詞が済めばお酒は降ろして後続の軽自動車に積み込む。それを繰り返しながら御神輿は進んでいく。

ある御駐輦所の前で御神輿が止まる。その家からお酒が差し出される。神輿の横に付いている係りの人間がそのお酒を受け取り、担ぎ手のなかにいる私に手渡してくれる。後ろを振り向き神輿に上げようとしたその時、「もうちょっと前に出るぞ!」の声とともに神輿が前進した。その直後右足に激痛が走った。

神輿の台車に右足の先を踏まれたのだ。神輿の重量は約1t。覚えてはいないが、踏まれた瞬間「いてぇー!」と叫んだらしい。(あとで町内の人から聞いた)
すぐに、これは絶対潰れたな!と思ったので、すぐに神輿から離れて、後続のお酒運びの車に乗せてもらう。運転している近所のおじさんが「どうすりゃいい?」と聞くので「市民病院!市民病院に行って!」と叫ぶ。途中で日曜日なのを思い出して市民病院に電話すると、休日なので脳外科の先生しかいないと言う。脳外科じゃちょっとまずいと思い紹介してもらったM病院へ行き先を変えてもらう。

病院で診てもらったところ、右足の薬指と小指の付け根の肉が骨まで切れていて、両指とも骨折していた。薬指などは通常ではありえない向きを向いていたので折れているのは確実だと思ったが、間違いなかった。

そんな訳でご迷惑をおかけしますが、当分仕事は休業です。
手術が必要かどうかは、しばらくして様子を見なくてはいけないらしいので、復帰の予定が立ちません。

今日は一日ソファーに引っくり返って開口健の「ベトナム戦記」を読む。久しぶりに開口の文章に触れて、ブログもちょっと長めになってしまった。

投稿者 masaki : 2006年05月15日 18:00

コメント

じゃまないけ~?
ブログ読んだら寒気したわ!
お払いでもして差し上げましょか???
とにかく早く直してね。
っと。くれぐれも休みぼけになりませんように・・・。お大事に。

投稿者 ガラの悪いあんちゃん : 2006年05月16日 22:19

ガラの悪いあんちゃん

寒気した?そうやろ。写真も撮ってあるんやけど
さすがにアップするのはやめたわ。
休んでる間に新しいお店の構想でも考えとくよ。

投稿者 みみちゃん : 2006年05月16日 22:55

大丈夫っすかぁ?!気をつけてくださいヨ。この前新工房の前を通ったら、解体屋さんが入ってたんで、「おっ これからやなぁ^^」と思った矢先に・・・ お大事に(-_-);  何かあったら手足になりますよ!!やまちゃんが(笑)

投稿者 SSK : 2006年05月17日 19:14

SSKくん

そうなんよ。これからって時にねぇ。
まぁ仕方がないので●マ●チ産業の二人に
お手伝いお願いせんなんかな?

投稿者 みみちゃん : 2006年05月17日 22:53