木工の現場では、手道具を使っても出来るが機械があると圧倒的に早く正確に作れる物というのがある。
その一つが丸棒だ。
丸棒を手道具のみで作ろうと思うと、まず四角柱の角材を用意する。
その角材の角をカンナで削っていくのだ。
四角を八画、八画を十六画にと根気よく削っていき、最後はまん丸になるまで手で削る。
とっても根気がいる仕事だ。
もちろんカンナ跡を残して手作りの風合いを出す、なんてこともあるのだが、丸ほぞで椅子の脚なんかをはめ込むには、正確な丸棒が必要なのだ。
そんなとき、木工旋盤と呼ばれる機械があるととっても便利。
国産の専用機械は中古でも何十万円もするのだけど、これは通販で数万円で買ったやつ。
数日前に届いていたのだが、今日初めて使ってみた。
いい感じやねぇ!丸棒があっという間に出来ちゃう。
面白くていろんな形に削ってみたくなりました。
投稿者 masaki : 2006年03月07日 22:57