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無垢の木にこだわった家具を創っています。
無垢の木とは、ベニヤのような合板や、集成材のように接着剤で張り合わせていない、木の塊を言います。もちろんベニヤや集成材も使う用途によっては大変有用な素材です。ただ何十年という歳月に耐えられるのはやはり無垢の木だと思います。
私は一枚板も多く使いますが、年輪を数えると二百年や三百年経った木もあります。
そんな木を家具に加工するために切り倒す。(もちろん僕がきるのではないですが)
もし同じ木を用意しようとすれば二百年、三百年かかります。
そう思うと、おいそれと切り刻む訳にはいかなくなる。
作品を創るためには切ったり削ったりしない訳にはいかないので、そこにジレンマを感じることもあります。
ただ家具になった木が、その後何代も受け継がれて生き続けてくれれば・・・そう思うとジレンマも少しは解消します。
ここではそんな思いで創る家具の技術的なこだわりをご紹介します。
手作りならではのこだわりをぜひ知って頂ければ幸いです。
投稿者 masaki : 2006年01月28日 23:08