胡桃(くるみ)の板を接(は)いだ。
板を接ぐ(はぐ)と言うのは
何枚かの板をはぎ合わせて幅の広い板を作ること。
今日は一枚の長さが2m、幅が30cmの胡桃を三枚接ぎにした。
簡単そうで、これが結構難しい。
2mの接ぎ面が真っ直ぐでないと、接いだ時に隙間できてしまう。
しかも真っ直ぐな上に、板面と木端(板の横面)が直角でないと、
出来上がりのテーブル面がでこぼこになってしまう。
(ちょっとわかりにくいかな?今回は板が長かったので大変でした)
板と板は、ただ引っ付けてるではなく
雇い核(やといざね)と呼ばれる仕口で組まれている。
この説明は明日にしようか。
とにかく三枚の板を引っ付けたら、クランプで接着材が固まるまで一晩お休みだ。
このクランプで締め付けるのも結構難しいんだよ。
力一杯締めると、板が全体に反ってしまったりする。
上下のバランスを確認しながら全体に均等に締めていく。
板接ぎが出来たら、次は反り止め桟の作成だ。
投稿者 masaki : 2005年10月05日 19:25
おお!
むずかしそうなことやってるねえ。
一昨日、早川謙之輔の弟子である某先生と話した。
ある日のこと
早川「お前この工房に来るまでにどこ通ってきた?」
某先生「え、いつものあぜ道ですけど。」
つまり、草むしれってことらしい。
その道通ってお客様が来るんだから環境整備しろってこと。
トイレ掃除からやり直さんといかんみたい。
投稿者 よしくん : 2005年10月05日 21:50
よしくん
むずかしそうやろ?
でも板接ぎは実は木工の基本なのだ。
今回のは板が大きかったので取り回しに苦労した。
一枚板と言うのは確かにかっこいいのだが
限られた資源を有効に活用するという観点から
板接ぎと言うのはとっても大事な技術です。
トイレ掃除!やってないなぁ。
この前草むしりはやったけどね。
投稿者 みみちゃん : 2005年10月05日 23:02