組み立てが出来ました。こんな感じです。
改めてやっぱり一枚板は立派ですね。
資源のことを考えると一枚板にこだわるつもりはありませんが、立派な一枚板はなんといっても迫力が違います。
これからオイルを塗って仕上がりです。
なんとか納期に間に合いそうでホッとしてます。
投稿者 masaki25 : 19:47
脚を加工したらいよいよ組み立てに入ります。脚は反り止めの蟻桟と相欠きにして、取り付けます。ここが甘いと脚がぐらつくので、加工は慎重に行い、出来るだけきっちりとはまるようにします。天板の裏側に蟻溝を切って、そこに組み立てた脚を滑り込ますように入れて行きます。ここも末と元で2mmほどの締まり勾配をつけてあり、差し込むほどきつく締まるようになっています。
投稿者 masaki25 : 08:55
チェーンソーで荒切りした材を、バンドソーで大体の大きさまで切りそろえます。
その後手押しカンナと自動カンナで正確な寸法にします。
投稿者 masaki25 : 09:19
脚の材料を木取りします。
脚も天板と同じトチ材からとります。脚は厚みが必要なので、いわゆる「角もん」と呼ばれる材料からとります。厚みがある材なので丸ノコでは切れず、チェーンソーで荒切りしています。
大体の大きさに切ってから、必要なサイズにそろえていきます。
投稿者 masaki25 : 12:56
天板は製材したままでだと製材機の鋸跡でガタガタなのでベルトサンダーできれいにしていきます。手がんなをかけるというやり方もありますが、トチは木目が複雑で逆目がおきやすいので、サンダーを使います。このベルトサンダーもかなり強力な機械なので、気を抜くと一箇所だけ削れて凸凹になったりします。ペーパーは40番から20番ずつ上げていって、とりあえず120番ぐらいまで仕上げます。
投稿者 masaki25 : 22:57
一枚板の座卓をご注文いただきました。
幅が90cm、長さが180cmで耳付きの一枚板で座卓を、と言う事でしたので、栃の一枚板をご用意しました。もちろん国産材です。
1年以上倉庫の中で天然乾燥した後に人工乾燥させた材料なので、乾燥によって狂うと言うことはほとんどありません。
栃は乾燥させると赤みの部分が縮んだり、割れが入ることが非常に多く、せっかく良い材料が手に入ったと思っていても、乾燥の途中でボコボコに縮んだり割れたりして、木工家泣かせなのですが、この板は大変うまい具合に乾燥したものです。
これからこの板を使って座卓に仕上げて行きます。
投稿者 masaki25 : 20:29