ただ今梱包中です。
長距離の配送になりますので、しっかりと梱包しなくてはいけません。
耳部分が真っ直ぐでないので、その辺が難しいです。
明日、運送屋さんが取りに来る予定です。
いよいよこの工房を出ていくと思うとちょっと寂しい気もします。
(ここ数ヶ月は、この座卓とずーっと一緒でしたからね)
投稿者 masaki : 22:55
やっと完成です。
柿渋は日光に当てると発色が良くなるので、台車に乗せて外で塗ったりしました。
ただ、あまり長い時間直射日光にさらすと木が割れたりする恐れがあるので、頃合いを見計らって出したり入れたりしてました。
塗り方自体はそんなに難しい物ではないのですが、どうしても刷毛ムラを直したり、途中で修正した箇所を塗り直したりしていましたので、結局10回ほどは塗り重ねたと思います。
工房を訪ねてきたお客様に「これ、古材のテーブルか?」と言われたのですが、ちょっと見た感じ古材風な仕上がりになりました。
時間が経つにつれ、さらに濃い色になり深みが増していくと思います。
これから配送の手配をいたしますので、また日にちが決まりましたらお客様の方にご連絡させていただきます。
投稿者 masaki : 10:55
天気の晴れ間を狙って柿渋を塗っています。
2、3日前から裏側を塗っています。
2回目位まではつや消しの感じですが、3回目を塗るあたりから艶が出てきます。
少なくても5回程度は塗りたいと思っています。
やはり日光に当てると着色具合がよいようです。
投稿者 masaki : 21:32
柿渋をサンプル板に塗っては乾かしていましたが、だいぶ様子が分かってきたので、ついに本体を塗りました。当初の予定通り下塗りに煤弁柄を塗ります。
ただし、煤の割合を減らして、弁柄を少し多めに混ぜ合わせました。
これが大変微粒な粉なので、ふわふわしてなかなか水になじみません。
少しずつ練り合わせるようにしながら、混ぜ合わせます。
その混ぜ合わせた煤弁柄を本体に刷毛で塗りつけます。
(これ結構ドロドロで、まさに塗りつけるって感じです)
その後、ぬるく絞った布で拭き取ります。
そうするとこってりと付いていた煤が落ちて、木目が現れてきます。
拭き取ったあとはこんな感じです。
この辺の色あわせの具合がなんとも難しいのですが、このあとさらに柿渋を塗って行きますので、さらに濃く艶のある仕上がりになると思います。
今日は天気がよかったので、外に持ち出して柿渋を塗りました。
投稿者 masaki : 17:57
今日は、この前柿渋のことで相談した近所の木工家のおじさんが、心配して様子を見に来てくれました。
しかも自分で調合した「との粉」と「煤弁柄」を混ぜ合わせたものまで持参して
「こうやって塗るんや」
と実際に塗って見せてくれました。
やっぱり煤を混ぜたものなので、どう見ても黒いのですが、おじさん曰く
「何回か塗って時間が経つと、だんだんこの前見せたような色になるんや」
「2~3年経つともっといい色になるよ」とも。
そんな訳で近いうちに思い切って本体を塗りにかかりたいと思います。
時間がかかって本当に申し訳ないですが、もうしばらくお時間を頂きたいと思います。
投稿者 masaki : 15:41
ただ今、柿渋の色合わせ中です。
いきなり塗って取り返しがつかなくなっては困りますので
端材で試し塗りを繰り返しております。
今しばらくお待ち下さい。
投稿者 masaki : 20:05
脚の取り付けも終わり、耳と表面を仕上げます。
虫穴や割れなどを2液性エポキシ系(2液性)の接着剤と木の粉を混ぜたもので埋めていきます。
大きな節穴で結構ぐさぐさになっていたところも、時間をかけて削り取り、虫穴を埋めてペーパーで磨きます。
耳と表面の仕上げが終わればいよいよ塗装です。
投稿者 masaki : 19:23
天板に蟻桟を取り付けます。
蟻溝を掘る写真を撮るのを忘れていましたので、
いきなりですが、蟻桟を差し込んでいます。
実際は差込具合を見ながら、溝のほうを少しずつ削っています。
差し込んで見ては削って、と何度か微調整します。
最後はクランプでぎゅうぎゅうに締めながら入っていく位がちょうどいいです。
投稿者 masaki : 19:17
まず、反り止め桟に蟻加工をします。
この反り止めは桟はきつく入るように、手前と奥行きで2mmほど幅が違います。
つまり微妙に先細りになりように作ります。
それを入れる蟻溝も同じように勾配をつけることで、
押し込むほどにきつく締まるように加工します。
投稿者 masaki25 : 22:43
脚を木取ります。
脚は同じトチ材から取ります。
サイズを計って少し大きめに木取りします。
このあと反り止めの桟も木取りして、脚と組み立てられるように加工していきます。
投稿者 masaki25 : 20:23