天板を削り終わりました。
削っている間に一部フシが抜けてしまった箇所があるので、いつもの木の粉ボンド(木の粉末と2液性の接着剤を混ぜ合わせた物)で埋めました。
前回も書きましたが縮み杢が大変きれいな板です。
お客様と相談した結果、反り止めの桟は入れず、両面使えるように仕上げました。
表側の幅が少し狭いので、裏側をつかいますと幅がかなり稼げます。
ただ耳部分が見えなくなるので、そのあたりはお好みで。
投稿者 masaki : 20:25
電気ガンナで荒削りした後をベルトサンダーで均していきます。
このベルトサンダーもちょっとしたコツがあって、下手にかけるとかえってベコベコになってしまいます。
でもそんなことはしません。サンドペーパーの番手を細かく変えながら少しずつ削ります。
この板は栃特有の「縮み杢」と呼ばれる綺麗な木目があります。
その「杢」が磨いていくにつれて浮き上がってきて、大変きれいです。
投稿者 masaki : 22:56
天板を電気ガンナで荒削りします。
カンナくずが物凄くたくさん出ます。
そんなに厚く削るわけではないのですが、バサバサとたまります。
けっして牛や馬に食べさせる干草ではありません。
重たい電気ガンナを使って、一生懸命削っていましたら、板の写真が撮れませんでした。
投稿者 masaki : 19:51
トチの一枚板でテーブルをご注文頂きました。
この板は赤みが多いのですが、縮みや割れがなくきれいに乾燥した、ちょっと珍しいトチです。
形もなかなかいい感じに曲がっていて、厚みがあるので重厚感も抜群です。
この板を天板にして脚は座卓とテーブルの兼用になるような脚を、と言うご注文でした。さて、兼用脚とはどんな脚でしょう?
投稿者 masaki : 21:58