無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

2007年05月06日

オイルフィニッシュ

P1000322.JPGすべて組みあがったらいよいよオイルで塗装していきます。
オイルはアマニ油を原料としたドイツ製の植物オイルです。
塗膜を作らないので、木の風合いを残したまま表面を保護することが出来る、無垢の家具にはぴったりの塗装です。
オイルを塗ると木目がはっきりと浮き出てきて、なんとも「工房家具」と言いたくなる雰囲気になります。

投稿者 masaki : 20:35

2007年05月04日

ベンチの組み立て

P1000304-1.JPGP1000305.JPGベンチの脚が出来たので、座面をのせてみました。よく見ると座面のお尻にあたる部分が傾斜しているのがわかります。その後、座面裏側に反り止めと補強を兼ねて太目の蟻桟を入れました。

P1000307.JPGP1000308.JPGベンチの座面に背もたれを取り付けます。背もたれの丸棒を差し込む穴は、座面に傾斜を付ける前に角度を決めて開けておきます。そうしないと傾斜を付けてからでは正確に角度を出して穴を開けるのは難しくなります。背もたれが取り付けられていよいよ完成です。

投稿者 masaki : 20:28

2007年05月01日

ベンチ脚の制作

P1000279.JPGベンチの座面を接ぎ合わせたら脚の制作に取りかかります。テーブルの脚に合わせて耳付きの板を用意します。大体のサイズにカットしたあと耳部分に残った皮をきれいに剥ぎ取ります。その後、ホゾ加工をします。
脚の他の部品もサイズ通りに加工していきます。

P1000280.JPGP1000282.JPGP1000283.JPG
加工が出来たら組立機を使って組み立てます。(組立機と言っても自動で組み上がる訳はなく、ただある程度組み立てた物を締めていくだけです)

投稿者 masaki : 21:48

2007年04月30日

ベンチ座面の板接ぎ

P1000276.JPGP1000277.JPGP1000278.JPG

ベンチの座面を接ぎ合わせます。まず、雇い実にするビスケットを入れる溝を突きます。厚みがあるので2列で入れます。バイト君にやってもらってますが、彼もずいぶんうまくなりました。
さらにテーブル天板と同じようにボルトを入れます。これで締めておくことで万一の接ぎ面が切れるということはなくなります。(真ん中の写真の板が、ベニヤに乗っていますが、二枚のベニヤを使って傾斜を付けています。こうやって傾斜を付けて削ることで、ベンチの座面にくぼみを出すことが出来ます)
準備が出来たら接ぎ合わせてクランプで締めて一晩置きます。
反らないように平面を見ながら表裏均等に締めこみます。
(書くと簡単ですが、この接ぎ作業はやり直しがきかないので結構緊張するのです)

投稿者 masaki : 19:35

2007年04月29日

ベンチの製作にかかりました

P1000268.JPGP1000270.JPGP1000271.JPG

ちょっと遅くなりましたがベンチの製作に取り掛かりました。
左の写真は材料のクルミ材です。長い間乾燥されていたので真っ黒けでよく分かりません。
真ん中の写真は木取りをしたものです。今回は座面を2枚接ぎで製作しますので、それぞれの幅を考慮して木取ります。
それを削ったのが右側の写真です。なかなか綺麗な木肌が出てきました。
P1000274.JPGP1000275.JPG次に座り心地をよくするために板に傾斜を付けて削るのですが、その前に背もたれを取り付けるための穴を開けます。角度をつけて慎重にあけます。バイト君に手伝ってもらって背もたれのツカの間隔と角度を確認しています。

投稿者 masaki : 20:07

2007年04月28日

クサビです

P1000265.JPGテーブルのヌキがちょっときつかったので、ノミで削ってちゃんと入るようにしました。
次にヌキと脚を留めるクサビを作ります。
クサビはアクセントになるように黒檀を使いました。
角度を測って打ち込んだら締まるように作ります。

P1000267.JPGP1000272.JPG

投稿者 masaki : 22:56

2007年04月25日

椅子がほぼ完成です

P1000253.JPG椅子の形がだいたい見えてきました。
1枚目の写真は組み立てた脚に荒切りした座面を乗せたものです。次の写真は座面を座り心地を良くするために座ぐりをしたものです。P1000256.JPG

椅子の製作は大きな家具ではありませんが、部材の加工が箱物などと比べて直角ばかりではないので、結構手間のかかる仕事です。

投稿者 masaki : 19:48

2007年04月24日

テーブルの脚

P1000251.JPGテーブルの脚を組立ようとしましたが、微妙なところでヌキがちょっとキツいようです。少し削って入るようにしなくてはいけません。

投稿者 masaki : 22:18

椅子の組立

P1000246.JPGP1000247.JPG加工が終わったらすべての部材に仕上げカンナをかけます。その後、組立に入ります。組立は2液性の接着剤を使いますが、これは主剤に15%の硬化剤を混ぜ合わせて使う物で、普通の白い木工用ボンドよりはるかに強力な物です。ただし混ぜ合わせる手間がかかるのと、使い切らないと余ってもとって置けないので使う分だけ混ぜ合わせなくてはいけません。

P1000248.JPGP1000250.JPG組立はクランプを使いしっかりと締め付けます。この状態で一晩置きます。こうやって形が見えてくると、あと一息です。

投稿者 masaki : 22:11

椅子の加工の続き

P1000242-1.JPG前回「加工がほぼ終わりました」などと書きましたが、実はまだまだ残っていたのです。背もたれのヌキの部品を切り出しています。ここに来て木取りから平面、直角出し、幅、厚み揃え、さらにホゾを取ったあと、やっと背もたれのアールを切り出しています。アールが切り出せたらRの取れるベルトサンダーで面を仕上げます。そのあとトリマーを使い面取りをします。

P1000243.JPGP1000245.JPG

投稿者 masaki : 22:00

2007年04月22日

ほぼ加工ができました

テーブルの脚と椅子の部品です。 大体の加工ができました。はしごのように見えるのはテーブル脚のヌキです

2007年04月21日

テーブル脚の加工

テーブルの脚を加工します。天板の幅を落とした材料から取りました。なかなか綺麗な胡桃材です。 片耳がつ

2007年04月16日

反り止めの蟻桟を入れます

天板の接ぎ合わせが出来たら時間を置かずに反り止めの蟻桟を入れます。 天板裏側に蟻溝を掘って、その溝に

2007年04月11日

天板の接ぎ合わせ

天板を削ったらいよいよ接ぎ合わせです。この作業がテーブルつくりで一番緊張します。自動ガンナで厚みを揃

2007年04月09日

脚の木取り

脚の材料を木取りします。 後ろ足は背もたれと一体になって角度が付いているので、出来るだけ木目が切れな

2007年04月07日

椅子の座面の製作

材料の板です。胡桃の耳付き板ですが椅子の座面にするために長さをカットし耳部分を落とします。板が並んで

2007年04月06日

天板の木取りをします

まず用意した胡桃の一枚板に墨を打ちます。 2枚接ぎにするために長さをほぼ半分にカットします。 長手を

2007年03月25日

テーブル天板用の板です

テーブルの天板用の板です。 長さ約3.5m、幅50†60cm、厚さ約60mmの国産胡桃材です。 今回

2007年03月22日

材料を揃えています

胡桃のダイニングセットをご注文いただきました。 ただ今材料を揃えています。 テーブルに椅子2脚。それ