柿渋を塗っています。
更新が遅くてすみません。
これで3回ほど塗りました。少し薄い気がしましたので途中で煤弁柄を混ぜて塗ったりもしています。
今日は工房に来られたお客様が、このセンターテーブルを見て
「いいわぁ!いいわぁ!これ時代風でとっても素敵!」とえらく褒めて頂きました。
もう少しです。
投稿者 masaki : 19:41
しばらく作業が空いてしまいましたが、組み立ても終わりやっと塗りにかかりました。
まず、煤弁柄を亜麻仁油に溶いたもので下塗りをします。
以前、お客様に頂いたお部屋の写真を参考に色を合わせてみました。
なかなかいい感じになったのではないかと思います。
このあと柿渋で上塗りをします。
投稿者 masaki : 18:38
脚の加工も大体出来上がったので、仮組みしてみます。
クサビを入れるようになっていますが、天板にホゾで取り付けてしまうので、クサビはデザインになります。
天板を乗せてバランスをみます。
このあと、天板裏側にホゾ穴を開けていよいよ組み立てなります。
投稿者 masaki : 19:18
反り止めの蟻加工が出来たら、はめ込んで送ります。
長さが短いので、ちょっときつめに入れます。
通常の蟻桟より手間はかかりますが、板幅の端の方が傾斜しているので、途中から入れるための加工です。
きっちりと差し込まれて反り止めが「効いて」います。
投稿者 masaki : 20:21
天板の裏側に反り止めの蟻桟を入れます。
今回は板の端のほうが反りによって多少薄くなっているので、端から通すのではなく「送り蟻」と呼ばれる加工にしました。これは蟻溝の途中から入れて、送ることでしっかりと取り付けられます。
写真は溝の加工の途中です。(溝の加工が出来れば構造もわかりやすいのですが)
投稿者 masaki : 20:22
板脚にホゾをつくり、天板に取り付けられるように加工します。
耳のついた板ですので、加工しやすいように両面に板より大き目のベニヤを貼り付けて擬似基準面を作ります。こうすることで定規に真っ直ぐに当てることが出来ます。
昇降盤や横切りと言った機械を使い、ある程度の形をとります。
投稿者 masaki : 20:06
少し時間が空いてしまいましたが、脚材の加工をしました。
写真のような欅材から脚をとります。時間が経って真っ黒に見えますが、削ると綺麗な欅の木目が現れてきます。欅の板材を2枚用意して板脚を作ります。形をある程度に切り出して、厚みを揃えます。欅特有のはっきりとした木目がいい感じです。ヌキになる材料も加工します。これは板材からホゾ幅、厚みを切り出して、ホゾ加工します。ホゾにはクサビの入る穴もあけます。もちろんこのまま使うのではなく、角を落として、少し自然な形にこれから削っていきます。
投稿者 masaki : 11:36
天板の反りを取るために電気ガンナで削ります。
出来るだけ平面を出すために大きめ(と言うかかなり大きい)電気ガンナを使います。
物凄い量のカンナくずが出ます。
ある程度削ったら小さめの電気ガンナに持ち替えて、定規を当てながら少しずつ削ります。
(定規はタテ、ヨコ、ナナメとあちこち向きを変えて当てて見ます)
投稿者 masaki : 22:14
まず天板となる材料を木取りします。
材料の板は欅の一枚板です。お客様との打ち合わせ図を見ながら墨を打って、カットします。もともとの厚みは60mm近くあったのですが、写真の通り反りが結構ありますのでまず電気カンナで反りを取らなくてはいけません。厚さの仕上がり寸法は45mm前後を目指します。
投稿者 masaki : 22:20