柿渋をほぼ塗り終えましたので、金具を取り付けます。
まず上蓋の丁番を付けます。その後、引き出しの前板を取り付けてから引き手ツマミを取り付けます。
上蓋を留める金具も付けます。これはちゃんと合うのか少し心配がありましたが、ちょうど良い具合に付きました。鏡も組み立てて、これからふたの裏側に取り付けます。
最後に組み立て時に付いた擦り傷などを補修し、もう一度柿渋を塗ります。
投稿者 masaki : 16:51
まず煤を混ぜた弁柄で下塗りをします。その後柿渋を塗り重ねていきます。
写真は撮影用に簡単に組んでありますが、上蓋、取っ手、引き出しの前板、鏡などは塗ってから組み立てます。柿渋が乾いたらサンドペーパーで調整し、また柿渋を塗ります。これを何度か繰り返します。
投稿者 masaki : 20:38
鏡の部材を加工しました。
要は額縁を作るのと同じ要領です。
端っこは「留め」(45度)に加工して、飾り面取りをします。
鏡はガラス屋さんで寸法通りにカットしてもらいました。
仮組みしてみたところです。
投稿者 masaki : 10:31
引き出しの組み立ても出来、本体にはめて見ました。
この後、前板を加工し、塗装、金具の取り付け・・・おっと、鏡も取り付けもありました。
もう一息です。
投稿者 masaki : 10:51
引き出しを組み立てます。
引き出しの材料は桐材を使います。
寸法通りにカットした後、組み立て用に溝をつけたり、片胴付きや追い入れと言った加工をします。
その後、本体と同じように一度仮組みをして、良ければ接着剤をつけて本組みします。
組み立てたらハタガネを締めて一晩置きます。
投稿者 masaki : 20:45
板接ぎが出来たら、それぞれの板を加工して行きます。
一枚目の写真は蓋になる部分です。枠に合うようにしゃくってはめ込みます。
側板も仕切り板がきちんとはまるように、寸法を測って溝を切っていきます。
ガバガバになってはいけませんが、きつすぎても入らないので仕切り板を当てながら削ります。
投稿者 masaki : 22:36
化粧箱をご注文いただきました。
実はずいぶん以前にご注文いただいていたのですが、すっかり遅くなってしまいました。
これから頑張って作りますね。
まず、木取りから始めます。
素材はセンの薄板。といっても厚みは荒材で15mmほど。
これを木目を見ながら必要な幅が取れるように木取ります。
投稿者 masaki : 19:50