無垢の一枚板で創る手作り家具ならMASAKI工房(石川県小松市)

2007年07月06日

金具を付けます

P1000533.JPGP1000534.JPG柿渋をほぼ塗り終えましたので、金具を取り付けます。
まず上蓋の丁番を付けます。その後、引き出しの前板を取り付けてから引き手ツマミを取り付けます。
上蓋を留める金具も付けます。これはちゃんと合うのか少し心配がありましたが、ちょうど良い具合に付きました。鏡も組み立てて、これからふたの裏側に取り付けます。
最後に組み立て時に付いた擦り傷などを補修し、もう一度柿渋を塗ります。

P1000535.JPG(鏡のつまみが塗装してないのは、既製品ではなく後から削りだしで制作したため、本体と一緒に塗れませんでした。これから他の部分のタッチアップもしなくてはいけないので、それと一緒に塗ります。)

投稿者 masaki : 16:51

2007年07月04日

柿渋で塗装します

P1000530.JPGまず煤を混ぜた弁柄で下塗りをします。その後柿渋を塗り重ねていきます。
写真は撮影用に簡単に組んでありますが、上蓋、取っ手、引き出しの前板、鏡などは塗ってから組み立てます。柿渋が乾いたらサンドペーパーで調整し、また柿渋を塗ります。これを何度か繰り返します。

投稿者 masaki : 20:38

2007年07月02日

鏡の加工

P1000521.JPG鏡の部材を加工しました。
要は額縁を作るのと同じ要領です。
端っこは「留め」(45度)に加工して、飾り面取りをします。
鏡はガラス屋さんで寸法通りにカットしてもらいました。
仮組みしてみたところです。P1000520-1.JPG

投稿者 masaki : 10:31

2007年06月25日

大体の形が見えてきました

P1000504.JPG引き出しの組み立ても出来、本体にはめて見ました。
この後、前板を加工し、塗装、金具の取り付け・・・おっと、鏡も取り付けもありました。
もう一息です。

投稿者 masaki : 10:51

2007年06月24日

引き出しの製作

P1000501.JPG引き出しを組み立てます。
引き出しの材料は桐材を使います。
寸法通りにカットした後、組み立て用に溝をつけたり、片胴付きや追い入れと言った加工をします。
その後、本体と同じように一度仮組みをして、良ければ接着剤をつけて本組みします。
組み立てたらハタガネを締めて一晩置きます。P1000502.JPG

投稿者 masaki : 20:45

2007年06月23日

加工、組み立て

P1000497.JPGP1000498.JPG板接ぎが出来たら、それぞれの板を加工して行きます。
一枚目の写真は蓋になる部分です。枠に合うようにしゃくってはめ込みます。
側板も仕切り板がきちんとはまるように、寸法を測って溝を切っていきます。
ガバガバになってはいけませんが、きつすぎても入らないので仕切り板を当てながら削ります。

P1000499.JPGP1000500.JPG加工が出来たらいよいよ組み立てます。
始めに仮組みをしてみて、不都合が無いか確認します。
その後、接着剤をつけて組み立てます。
サシガネやスコヤを使って直角を見ながら慎重に組み立てます。
写真にはありませんが、ハタガネを使って一晩締めておきます。

投稿者 masaki : 22:36

2007年06月22日

化粧箱の製作

P1000487-1.JPG化粧箱をご注文いただきました。
実はずいぶん以前にご注文いただいていたのですが、すっかり遅くなってしまいました。
これから頑張って作りますね。
まず、木取りから始めます。
素材はセンの薄板。といっても厚みは荒材で15mmほど。
これを木目を見ながら必要な幅が取れるように木取ります。

P1000489-1.JPGP1000491.JPGこの化粧箱は板組みなので、木取りした板をきれいに削ってハタガネで接ぎ合わせます。接ぎ面が目立たないように柾目を選んで木取りしていますので、ほとんどわかりません。
P1000492-1.JPG接ぎ合わせた板達です。側板、背板、引き出しの前板・・・枠に組んであるのは蓋になる部分です。蓋の上板も接ぎ合わせてあります。

投稿者 masaki : 19:50